BaseLine サニタリープレート式熱交換器
アルファ・ラバル BaseLine サニタリープレート式熱交換器は、比較的シンプルな乳製品、食品、飲料、製薬、および他の食品プロセスおよびユーティリティ用途向けの、投資対効果の優れたガスケットプレート式熱交換器シリーズです。さらに厳しいサニタリー性が求められる用途については、FrontLine シリーズをご覧ください。
プレートとガスケットの幅広い選択肢を組み合わせて設計を最適化
- 容易なメンテナンス性 - FDA準拠のガスケットにより、簡単に開閉、点検、洗浄が可能
- 豊富なプレート種類 - プレス深さ、シェブロンパターン、波形形状で、異物付着の低減と伝熱効率の向上を両立
- 柔軟性 - プロセス条件が変更された場合、プレート入れ替えや追加、様々なプレートや材料の組み合わせにより、熱交換能力を変更可能
- 低温殺菌用のマルチセクション熱交換器に最適
能力の最適化:BaseLine サニタリープレート式熱交換器は、4種類のサイズ(Base 3、6、10、11)があり、さまざまなタイプのプレートと組み合わせて、乳製品、食品、飲料の用途に最適な性能を確保します。
さらに厳しいサニタリー性が求められる用途については、Frontline サニタリープレート式熱交換器 をご覧ください。
様々なサニタリープロセスに対応するプレート種類
BaseLineとMラインは次の2種類のプレートが選択可能です。
- シェブロンタイプのプレート:伝熱板全体に流体を行き渡らせることで高い伝熱効率を実現する独自のプレート形状。食品・飲料・乳製品・製薬プロセスで広く実績があります。
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Gemini ダブルウォールプレート:2枚のプレートを圧着したものです。これにより、万が一、プレートから液体が漏れても、液間のクロスコンタミネーションを防ぐことができます。
チョコレートパターンの分配部形状により、流体が伝熱プレート全体にわたって均一に分散されるため、異物付着を招く滞留ゾーンの発生を防ぐことができます。
動作原理
チャネルがプレートの間に作られ、互いに熱を交換する流体が各チャンネルを対向に流れるように、四隅にノズルが設けられています。 熱がチャネル間に挟まれたプレートを移動し、向流が極めて高い伝熱効率を実現します。 プレートの波形はプレート間に流路をつくり、隣接した流路に対して各プレートをサポート、さらに乱流を増長し、効率の良い熱伝達を可能にします。 当社の熱設計エンジニアは、お客様の用途のニーズに適したモデルと構成を設計・選択するとともに、最大の熱性能を実現し、圧力損失を最小限に抑えるのをお手伝いします。
サニタリープレート式熱交換器熱交換器(液-液)
サニタリープレート式熱交換器(マルチセクション低温殺菌)
サニタリープレート式熱交換器(マルチセクション)
特長
調整可能な土台
ベアリングボックス
接続プレート用ローラー
細長いナット
固定式ボルトヘッド
鍵穴形ボルト溝
ロックワッシャー
圧力プレートローラー
締付ボルト保護カバー
食品プロセス向けサニタリー仕様ガスケット式プレート熱交換器シリーズ
10のヒント - サニタリープレート式熱交換器
ここでは、サニタリー用ガスケットプレート式熱交換器の性能を最高の状態に保つためのヒントをご紹介します。
Food logic: 食品業界の未来
アルファ・ラバルのサニタリー対応機器は、高性能と優しい操作性を兼ね備え、繊細な食材を適切に扱うことで、原材料を責任ある方法で最大限活用することで廃棄物を削減し、消費者に安全で高品質な食品を競争力のある価格で食品を供給する、という食品業界で求められる4つのトレンドに対応することを支えています。
新しい基準の需要
世界で最新のガスケットプレート式熱交換器をご紹介します。 当社の新しいガスケットプレート式熱交換器は、より大きな効率、信頼性、保守性をもたらします。