脱アルコールモジュール
完全に自動化されたアルファ・ラバルのビール脱アルコール機は、単一パスでアルコールを効率的かつ繊細に取り除き、熟成した味わいを持つビールを製造できるプラグインソリューションです。 これらのモジュールは、醸造業者が健康的な選択肢を探している人々をターゲットにした低アルコールおよびノンアルコールビール市場に参入できるよう設計されています。この市場は急成長を続けており、収益を見込めます。 モジュール設計により、ノンアルコール醸造を簡単に始めることができます。大規模な設備投資は必要ありません。
25年以上に及ぶ低アルコールビールおよびノンアルコールビール製造の技術革新の経験から、お客様の成功をサポート
- 低温かつ短い滞留時間での単一パスストリッピングにより、高品質で味わい深い脱アルコール製品を実現
- 高い流量 - 0.0%および0.5%未満のビールで毎時最大100 hl
- 工場生産型でモジュール式のプラグインソリューションにより、設置と統合が容易
- ランニングコストとメンテナンスコストの低減(回転部品のないストリッピングカラム)
- 安心の単一ソース供給
Beer Dealcoholization Webinar – 21 Nov 2019
In this free webinar our expert Juan Jurado will share with you key aspects to consider when producing quality non-alcohol beer that meets market demand.
グローバルサービス
当社のモジュールはアルファ・ラバルのグローバルなサポートサービスの支援を受けています。サポート内容には、スタートアップ、トレーニング、現場監査、アップグレードが含まれます。
技術
アルファ・ラバルの脱アルコールモジュールは、アルファ・ラバルの技術を革新的に組み合わせたものであり、統合型システムとして連携します。 この完全自動化モジュールは、垂直ストリッピングカラムを通過する単一パスを使用することで、アルコールをビールから低温かつ低圧で簡単に取り除くことができます。
まず、ビールは脱気され、凝縮された揮発性物質がビールの流れに戻ります。 フィードビールの流れに存在するアルコールは、特殊な垂直ストリッピングカラムで除去されます。これにより、真空に近い条件下で高密度に圧縮された材料(Alfa Laval専有)のタワー上部にストリッピングガス(食品加工用蒸気)を流すことで、高い脱着効果を実現します。 この材料は、ビールとストリッピングガスとの有効接触領域を最大化することで、ストリッピングプロセスを最適化します。
生産能力は、カラム上部の液体分配器に送られる前に入ってくるビールの流量を調整することによって設定します。 その後、この分配器はカラム内にビールを分散させます。ビールは、カラムの底部から注入され上昇していくストリッピングガスの流れに対して少しずつ下方に流れます。
ビールから排出された混合気は、蒸気、アルコールおよび他の揮発性物質で構成されています。 この混合気はカラムの上部からプレート式熱交換器に放出され、そこで冷却された後にアルコール凝縮蒸気に変化します。
真空の最終段階で、残っている未凝縮の揮発性物質が除去されます。 グリコール処理を重視した再循環ポンプにより、排出された蒸気流が凝縮中に凍結するリスクを最小限に抑えます。
このストリッピング原理における1つの利点は、低温かつ低圧できわめて効果的にアルコールを除去できることです。 再循環を行わずに、完成された脱アルコールビールに必要な仕様を達成できます。
追加のストリッピングが必要な場合は、システムに再循環ループが含まれます。 ビールがカラムに注入される前にビールの温度を調節したり、システム内の圧力を変更したりすることで、ストリッピングの効率性を向上させることもできます。
この完全に自動化されたエネルギー効率の高いモジュールでは、信頼性の高い単一パスのアルコール除去を実現できます。低温かつ低圧での非常に効果的なストリッピング原理を使用し、運用コストを必要最低限にとどめることができます。
さらに詳しく
パンフレットをダウンロードすると、ビール脱アルコール機の効率、実用性、技術的な詳細についてご覧いただけます。
やりがいのある収益性の高い市場に参入しましょう
低アルコールおよびノンアルコールビールは、主流市場の奥深くに入り込もうとしています。 これにより、味わい、技術力、コスト効果に関して重要な選択肢と課題が生じます。 当社は、ビールからアルコールを取り除く技術を熟知しています。 お客様の醸造所が持つ可能性について話し合うには、下記よりご連絡ください。
刺激をあなたに
世界的に、低アルコールをフィーチャーしたビールへと向かう着実で大きな動きがあります。 一部の醸造専門家は、2020年までに販売されるビールのうち、20%がいわゆる「ヘルシー」カテゴリーに入ると考えています。 「ヘルシー」とはつまり、「アルコール分を取り除いた」という意味に解釈できます。 しかし、取り除かれたアルコールに使い道はあるのでしょうか。
BrauBeviale 2019 でのアルファ・ラバル
2019年11月12日~14日、Brau2019のアルファ・ラバルスタンド7-430にて、ビール生産者が自社の製品を多様化し、新たなフレーバーと味で差別化する方法に焦点を当てた提案をしています。モジュールからプロセスシステム迄、アルファ・ラバルの進歩した技術は、エネルギーと水の消費、廃棄物と排出を最小限に抑えながら、ビール生産者がより多くの生産が達成出来る様に設計されています。