プロセスの持続可能性を向上させる独自の機能
アルファ・ラバルは、80年以上にわたって熱交換技術を開発してきた唯一のブロック型熱交換器のサプライヤーです。そのノウハウを駆使して、他には真似の出来ない独自の技術革新を推し進め、コンパブロックを開発しました。
+Seal
過酷な環境下でも長期間信頼性を確保
従来のフラットガスケット設計とは異なり、+Sealはブロック型熱交換器に初めて完全に閉じ込められたグラファイトガスケットを導入しました。これにより、60barという高圧下での媒体漏れのリスクを防ぎ、かつメンテナンスを簡素化し、締め過ぎやクリープから保護することができます。
これは、画期的な新しいCompabloc+の機能の一部で、安全性を損なうことなく、より高い設計圧力を達成するための秘訣です。
See how +Seal works
C-Weld™
優れた洗浄力と熱交換性能
アルファ・ラバルは、C-Weldと呼ばれる突き合わせ溶接技術を用いた先進のレーザー溶接でCompablocプレートパックを製造しています。これにより、他のブロック式熱交換器によく見られる隙間や「デッドゾーン」がなくなり、汚れが蓄積して腐食や故障につながることがありません。
レーザー溶接とC-Weldの採用により、機械的ストレスや故障の影響を受けやすい重ね溶接やTIG溶接などの従来の溶接技術よりも高い信頼性を確保することに成功しました。その結果、信頼性と保守性が向上し、稼働率を最大化することができます。
C-weld の作用の仕方を見る
SmartClean™
付着物・汚れを押し流す
アルファ・ラバルのC-weld 製法は、Compablocプレートパックのプレートの全縁にオープンチャンネルを形成します。機械的・化学的洗浄や通常の運転中に発生した汚れは、伝熱面に沿って移動し、プレート境界のこの溝から押し流されます。このスマートクリーン設計により、ユニット内のすべてのプレートを完全に洗浄することができ、メンテナンス後のCompablocを新品同様の性能に戻すことができます。
エッジ溶接で製造されたブロック型熱交換器では不可能なSmartCleanチャンネルにより、Compablocの定期的な清掃を簡単かつ迅速に行うことができます。
SmartClean の作用の仕方を見る
XCore™
より高い圧力に対応する設計
コンパブロックのプレートは、「ハーフピラミッド」をX字型に均等に配置した独自のパターンが特徴です。これにより剛性が増し、機械的強度が向上し、高圧用途でよく見られる伸長力に対して優れた耐性を発揮します。このXCoreパターンはもちろん洗浄されても影響を受けません。Compablocの一部のモデルは、熱性能を損なうことなく、42bargまでの圧力に対応することができます。
XCore pattern
ALOnsite™
お客様の施設での適したサポート
どこにいても、地元の訓練を受けたアルファ・ラバルのサービスエンジニアから遠く離れていることはありません。 お客様が確実に Compabloc ユニットから最大の利益を得ることができるために、私たちはいつでもお客様の施設にサポートを派遣することができます - たとえすぐにでも。
開けやすいサイドパネルを備えた Compabloc 設計により、ユニットを移動させることなく現場でほとんどのサービスを実行できます。 当社の専門家は、定期的な清掃や検査からより厳しい問題に至るまで、あらゆることを支援することができます。 当社のサービスセンターの多くは、現場で重大な修理を行うことができる有資格の溶接工が配置されています。