AlfaCond
アルファ・ラバルのプレート式コンデンサー「AlfaCond」は、濃縮晶析装置の真空コンデンサー、燃料エタノールプラントのエタノール凝縮器、小規模発電設備のタービン復水器などの用途に最適です。
アルファ・ラバルのプレート式コンデンサー「AlfaCond」は、低圧蒸気を凝縮させて液体にする用途に向けて特別に設計された世界初のプレート式コンデンサーです。AlfaCondは大きさがAlfaCondの約3倍にもなる従来のシェル&チューブのコンデンサーだけしか使用できなかった用途に対して、コンパクトに据え付けることができる高効率のコンデンサーとして、重要でかつ新しい市場を開拓しました。
AlfaCondプレート式コンデンサーは、濃縮晶析装置の真空コンデンサー、燃料エタノールプラントのエタノール凝縮器、小規模発電設備のタービン復水器などの用途に最適です。
現在ではAlfaCondはさまざまな産業で伝統的に利用されている直接式のコンデンサーや大型のシェル&チューブ式コンデンサーに代わり、使用されるようになってきました。
Benefits
- Optional sub-cooling of condensate and non-condensable gases
- Flexible configuration
- Easy to install
- High serviceability
- Access to Alfa Laval’s global service network
動作原理
ガスケット付きプレート・フレーム式熱交換器の熱交換面積は、一連の波形プレートから成り立っており、これらはフレームと圧力プレートの間に組み立てられ、設計圧力を維持します。アルファ・ラバルのAlfaCondでは、プレート間の密封はレーザー溶接とガスケットによって交互に行われます。この製品には、真空凝縮に特化した独特のポートホール構成があります。蒸気は溶接されたチャネル内で凝縮し、冷却水はガスケット付きチャネルを通過します。
チャネルの間隔は非対称で、蒸気側には大きな隙間があり、冷却水側には小さな隙間があります。この結果、蒸気側では非常に低い圧力降下が生じ、冷却水側では高速かつ乱流が発生します。これらの要素が合わさることで、熱交換効率が最大化され、ファウリング(汚れの蓄積)が最小限に抑えられます。