加熱冷却のユーティリティーがボトルネックである場合には、熱回収は優れたソリューションとなります。発生した熱を冷却する代わりにプロセスの中で回収して再利用することで、加熱と冷却の負荷が低減されます。低減されたユーテリティーキャパシティは生産量能力の増強に利用することができます。
コンパクト熱交換器の単位床面積あたりの加熱と冷却性能は、シェル&チューブ式熱交換器よりも大幅に大きくなります。加えて、チューブバンドルの引き抜きスぺースが必要無いため、保守のためのスペースも最小限で済みます。
多くの場合にはスペースや建物構造の制約があるため、コンパクト型熱交換器に切り替えるのが、利用可能なスペースで生産能力を拡大する近道となります。
コンパクト熱交換器は洗浄に掛かる時間がシェル&チューブ式熱交換器より短くて済むため運転期間を長くすることが可能です
シェル&チューブ式熱交換器からコンパクト型熱交換器に切り替えると、圧縮機の容量も増大します。コンパクト熱交換器は伝熱効率がより高いため、シェル&チューブ式熱交換器よりもさらに圧縮機に流入する気体の冷却が可能です。温度が低下すると気体の体積が減少し、圧縮機に流入する気体量が増加します。
Capacity increased substantially when Dow Wolff Cellulosics replaced a shell-and-tube reboiler on one of the plant’s solvent recovery columns with an Alfa Laval Compabloc heat exchanger.
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