コンパクト熱交換器では、伝熱面積は同クラスのシェル&チューブ式熱交換器よりも大幅に小さくなります。これによって熱交換器製造に必要な材料が少なくなりますので、特殊合金やチタンなどの高級材料が必要な場合には、価格にプラスの効果を及ぼします。
シェル&チューブ式熱交換器の代わりにコンパクト熱交換器を使用すると、プラントの生産能力の拡大の際の設置コストが大幅に削減できます。コンパクト熱交換器に必要な基礎はかなり小さく、そのコンパクト性によって既存の構造物にも簡単に収まります。(耐震補強費用の低減)
ユーティリティー設備に投資する前に、熱回収量を増やすことで同じ結果が得られるか調べてみてください。多くの場合、プロセスでエネルギーをより多く回収することにで、加熱と冷却の負荷は減ることになります。コンパクト熱交換器に切り替えれば、ユーティリティー設備の容量を拡大することなく生産量の増加が可能となるに違いありません。
See how PQ Corporation cut maintenance costs and downtime by replacing their 3 m (9 ft. 10 in) long graphite block with a 30 cm (1 ft.) Alfa Laval heat exchanger.