2024-11-20 Investor News by Cision Sverige AB

アルファ・ラバル、航空業界のバイオ燃料の可能性を開拓する新規受注を獲得

アルファ・ラバルは、バイオ燃料への世界的なエネルギー転換を推進する中、最先端のHVO前処理技術を提供する契約2件(総額3億5000万SEK)を獲得しました。この技術は、ヨーロッパ最大のバイオ燃料施設に導入されます。この施設は、Cepsa Bioenergia San Roque S.L.(CSBR)とApicalグループの一部であるBio-Oils Energyの共同事業で、年間50万トンの持続可能な航空燃料(SAF)および再生可能ディーゼルを生産し、クリーンで再生可能なエネルギー源への需要増加に応えます。

バイオ燃料は、既存技術に低炭素ソリューションを提供し、社会の脱炭素化において重要な役割を果たします。特に輸送分野では、ネットゼロ排出への移行において大きな役割を担っています。しかし、現在のバイオ燃料の需要は供給をはるかに上回っており、この増大するニーズに応えるためには生産拡大とイノベーションが必要です。
 

 “バイオ燃料業界の最大の課題は、2030年までに生産能力を3倍にすることです。この生産量の増加は不可欠であり、アルファ・ラバルがこの移行で重要な役割を果たすことに非常に期待しています。”と、食品・水部門のプレジデントであるサミー・ハルピアウ氏は述べています。“CSBRから寄せられた信頼は、アルファ・ラバルが航空分野におけるバイオ燃料の必要な増加、そして業界全体の変革に大きく貢献することを確かなものにしています。”

アルファ・ラバルの食品・水部門は、CSBRの12億ユーロ規模のプロジェクトに2つの異なる前処理ユニットを供給します。このプラントの建設は、世界の輸送セクターの脱炭素化に向けた重要なステップであり、CSBRの再生可能燃料生産能力を年間100万トンに倍増させます。このプラントは、従来のバイオ燃料プラントに比べてCO2排出量を75%削減する設計となっています。

この施設はスペインのウエルバで建設中であり、2026年に稼働開始予定です。

ご存知ですか?道路輸送、航空、海運は世界の温室効果ガス排出量の約4分の1を占めています。バイオ燃料は、輸送の効率性を維持しながら排出量を削減する有望なソリューションを提供します。

お問い合わせ

ヨハン・ルンディン
アルファ・ラバル投資家向け広報責任者
携帯: +46 730 46 30 90
johan.lundin@alfalaval.com

アンナ・ドロベン
アルファ・ラバル外部広報責任者
携帯: +46 730899621
anna.droben@alfalaval.com

日本におけるニュース問合せ窓口
粟野寛隆
マーケティング&コミュニケーション部 マネージャー
アルファ・ラバル株式会社
E-mail:hp_alfajp@alfalaval.com

 

アルファ・ラバルについて

私たちが持つ資源を最大限に活用する能力は、今まで以上に重要です。アルファ・ラバルは、お客様と共に社会が必要とする産業を革新し、持続的なポジティブインパクトを創出しています。アルファ・ラバルは、熱交換、分離機、流体処理の分野で高品質な製品を提供する世界的リーダーです。数十億人が必要とするエネルギー、食料、そしてきれいな水を提供することを目指す一方で、世界貿易の基盤となる海運業の脱炭素化も進めています。

私たちはお客様が資源の真の可能性を解き放つことを可能にする技術やソリューションを開拓しています。お客様のビジネスが成長するにつれ、真に持続可能な世界という目標が一歩ずつ近づいていきます。当社はプロセスの最適化、責任ある成長の創出、そしてお客様がビジネス目標や持続可能性目標を達成するための進歩を推進することに専念しています。共にポジティブなインパクトを先導していきます。

アルファ・ラバルは140年前に設立され、約100か国に顧客を持ち、22,000人以上の従業員を擁しています。2023年の年間売上は636億SEK(55億ユーロ)でした。同社はナスダック・ストックホルムに上場しています。

www.alfalaval.com

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