2023-11-02 Investor News by Cision Sverige AB
アルファ・ラバル - 水素分野の可能性を捉える
アルファ・ラバルは、水素分野でのビジネ スチャンスの獲得を目指し、電解槽・ 燃料電池技術事業部門を新設します。このイニシアチブは、クリーンエネルギー源に向けたエネルギー転換を推進するアルファ・ラバルのコミットメントを明確にするものです。
過去3年間、アルファ・ラバルは水素市場に参入し、電解槽や燃料電池の分野で先駆的な製品やソリューションを提供してきました。その可能性を認識したアルファ・ラバルは、新たな事業部門を設立し、業界リーダーと協力して水素アプリケーションの新製品とソリューションを開発することを決定しました。アルファ・ラバルは、熱伝導と冶金に関する広範な専門知識を活用し、水素アプリケーションにおいて独自の地位を築いています。
アルファ・ラバル、社長兼CEOであるTom Ericsonが次のようにコメントしています: 「水素アプリケーション専門事業部の設立は、進化するエネル ギー情勢の中で必要な行動を推進するという私たちの決意を裏付けるものです。水素はエネルギー転換において極めて重要な役割を果たし、私たちの目標は、技術革新と電解槽・燃料電池部品の工業化を通じてこの転換を加速することです」。
アルファ・ラバルは、熱交換器、燃料電池、電解槽のコンポーネントに特化したイノベーション・センターを設立し、これらの分野におけるイノベーション、研究開発、試験を能力とペースの両面からさらに推進す ることを発表しました。イノベーション・センターは、当社最大の熱交換器工場があるルンドの本社に設置されます。この投資は、リソースと設備の両面において重要なものです。
Energy部門副社長兼Clean Technologies 部門責任者のMadeleine Gilborneがこの新事業部の責任者に就任します。 この事業部は、2024年1月1日付けでEnergy部門に属することとなります。
ご存知でしたか? 太陽光や風力などの再生可能エネルギーは、現在最も急速に成長しているエネルギー供給源であすが、将来のエネルギー需要のかなりの部分は、直接電化することができません。そのため、水素のようなクリーンな分子を使用する必要があります。電気分解によって生成される水素は、この転換の最前線にあります。
解説:
- 電解槽: この装置は再生可能エネルギーを使い、電解プロセスによって水を水素と酸素に分解します。
- 燃料電池:燃料(通常は水素)と酸化剤(通常は空気中の酸素)の化学エネルギーを電気化学反応によって電気エネルギーに変換します。
- Power-to-X(P2X): 多くの場合再生可能エネルギー源から得られる電気を、他のエネルギーキャリアや化学物質に変換する一連の技術のことを指します。これには、電気分解による水素の製造や、アンモニアやメタノールのような誘導体の製造が含まれます。これらの誘導体は、貯蔵や輸送が可能で、さまざまな産業で代替燃料や原料として使用可能で、無限の可能性を秘めています。
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堀口将太郎
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