2019-12-10 Product News
アルファ・ラバルの新機種AQUA Blue Mini造水装置は、小規模なニーズにも対応
アルファ・ラバルの造水装置AQUAの利便性と効率性が、より広範囲の船舶で利用できるようになります。設置面積が小さく、運用コスト(OPEX)を抑えた、新しいAQUA Blue Miniは1日あたり1～18 m3 の造水に対応し、バンカー水や逆浸透膜に代わるスマートな選択肢を生み出します。
2008年に導入されたAQUAの造水技術は、1枚のプレートパックで蒸発・分離・凝縮を行う画期的な3-in-1プロセスを採用しています。コンパクトでエネルギー効率に優れたこの画期的な技術は、小規模なニーズにも対応できるようになりました。
2008年に導入されたAQUAの造水技術は、1枚のプレートパックで蒸発・分離・凝縮を行う画期的な3-in-1プロセスを採用しています。コンパクトでエネルギー効率に優れたこの画期的な技術は、小規模なニーズにも対応できるようになりました。
コストとキャパシティの両立
発売以来AQUA Blueの造水装置は、より多くの淡水を必要とする船舶向けの主要な選択肢となっています。1日あたり最大60 m3 の高品質な淡水を生成できるAQUA Blue CタイプとSタイプは、従来の造水装置に比べ大幅な省スペースかつ省エネを実現しています。しかし、さほど容量の必要のない船舶では、AQUA技術の設備投資が想定以上の効率を生み出すこともありました。
発売以来AQUA Blueの造水装置は、より多くの淡水を必要とする船舶向けの主要な選択肢となっています。1日あたり最大60 m3 の高品質な淡水を生成できるAQUA Blue CタイプとSタイプは、従来の造水装置に比べ大幅な省スペースかつ省エネを実現しています。しかし、さほど容量の必要のない船舶では、AQUA技術の設備投資が想定以上の効率を生み出すこともありました。
船舶はバンカーリングと逆浸透が不要に
実際AQUA Blue Miniはこれまでプレート式造水装置を検討したことがなかったお客様を含む新規のお客様にとって魅力的な存在となるでしょう。
例えば、地元の漁船や小型の沿岸船ではバンカー水や逆浸透膜に代わるより小型でスマートな代替手段を手に入れることができるようになりました。
「水を貯水するには時間とスペースが必要で水質が一定ではありません」とセンガンは言います。「逆浸透法はその一部を解決してくれますが、目詰まりを起こしやすく、フィルターや膜の交換を何度も行う必要があるデリケートなプロセスです。
AQUA Blue Miniは船舶での生活をよりシンプルにし、高品質で新鮮な水を簡単に手に入れることができます」。
エネルギー、労力、OPEXの削減
AQUA Blue Miniは、電気で動く逆浸透膜とは異なり、廃熱を利用して運転するためわずかな電力しか使用しません。さらにメンテナンスもCIP（Clean-In-Place）と、接着剤の入っていないガスケットを素早く簡単に交換する程度にとどまります。
これらにより、どのような船舶においてもOPEXを低く抑えることができます。
「お客様が1日に必要な量が1 m3 、10 m3 、15 m3 であろうと、AQUA Blue Miniは簡単で費用対効果の高いソリューションを提供します」とセンガンは言います。「お客様は最小限の設置面積、最小限の電力消費、最小限の労力で、高品質の淡水をご利用いただけます」。
アルファ・ラバルAQUA Blue Miniとアルファ・ラバルの造水装置への取り組みについての詳細は、www.alfalaval.com/aqua をご覧ください。
アルファ・ラバルについて
アルファ・ラバルは、エネルギー、海洋、食品・水の分野において、その専門知識、製品、サービスを通じて約 100か国で幅広い業界を支えています。プロセスの最適化、環境への責任を果たしながらの成長、進歩の促進に取り組み、お客様がビジネス目標と持続可能性目標を達成するためのサポートに常に全力を尽くします。
アルファ・ラバルの革新的なテクノロジーは、エネルギー効率と熱回収の改善、より良い水処理、温室効果ガスや排ガスの排出削減に特化し、資源の浄化、精製、再利用を通じて、限りある天然資源の有効な使用に貢献します。私たちの使命は、お客様、人々、地球のために、その成功を加速させることです。
アルファ・ラバルは「より良い未来へ進む（Advancing better™）」ことを目指し、日々、世界をより良くしていきます。アルファ・ラバルの従業員数は 17,500 人、2019 年の年間売上は465 億スウェーデンクローネ（約 44 億ユーロ）でした。同社はNASDAQ OMX に上場しています。
