DuraCirc®
革新的なアルファ・ラバルDuraCirc®は、耐久性、信頼性、高効率、優れたサニタリー性の全てを完璧なバランスで兼ね備えた市場で最初のロータリーピストンポンプです。 DuraCircは、幅広い流量と圧力への対応、さらに優れたメンテナンス性も兼ね備えることで、信頼性の高い生産プロセス構築を実現します。
妥協から解放します:最高のパフォーマンス、優れたサニタリー状、よりシンプルなメンテナンスの全てを兼ね備えたソリューション
- 高い容積効率を実現した設計で、費用対効果の高い最適なポンプの選択と優れた品質を提供
- EHEDGや3-Aなどのグローバルスタンダードに準拠したサニタリー性能
- 耐久性があり堅牢なオールステンレス構造により、信頼性が高く長期的な稼働が可能
- 完全に交換可能なスペアパーツにより、メンテナンスが容易
- 幅広い製品ラインナップにより、お客様のプロセス条件(流量、圧力)に最適な柔軟な製品選定が可能となり、不要な支出を回避
ポンプの性能、サニタリー性の高い設計、およびメンテナンスの容易さは、サニタリープロセスにおける重要な要素です。 乳製品、食品、乳業と飲料、製菓、およびパーソナルケア業界においては、ある製品の生産プロセスを構築する際に前述の要素の中で何かを犠牲にしなければならないことがよくあります。しかし、もう妥協する必要はありません。 アルファ・ラバルDuraCirc® ロータリーピストンポンプは、高い容積効率、EHEDGおよび3-A準拠、および迅速で簡単なメンテナンス性の全てを兼ね備えています。
お客様のプロセスに最適なポンプを選択できるように、最大で150 m3/時(660 gpm)の流量および40bar(580 psi)の圧力に対応する13のラインナップを用意しています。
フロントローディング式のシングルメカニカルシール、長寿命の純正潤滑油、外部固定式のシムなどにより、複雑で時間のかかるメンテナンスを簡素化します。
耐久性、信頼性、効率性で妥協しない設計で、お客様のプロセスの生産性を次の次元へ引き上げます。
最高のパフォーマンス
DuraCirc®は、ポンプヘッドのクリアランスが狭くなるように設計されており、容積効率とプロセス生産性を最大化します。 最大150 m3/時(660 gpm)の流量および最大40 bar(580 psi)の動作圧力といった幅広い用途に対応する13のモデルを用意しています。 これにより、最適なポンプのサイズ設定と選択が容易になり、不要なコストが削減され、プロセスの柔軟性が向上します。
堅牢で信頼性の高い設計を備えたDuraCirc®は、次の機能を備えています。
- ポートとポンプヘッドの形状を最適化することで、非常に低いNPSHr特性を提供します。 これにより、キャビテーションのリスクが大幅に軽減され、ポンプと媒体の整合性が維持されると同時に、厳しい用途でのプロセスの柔軟性が向上します。
- 頑丈なステンレスのギアケースに配置された剛性シャフトをサポートする長寿命の頑丈なベアリングは、シャフトのたわみや芯ブレを抑え込み、ポンプヘッドのクリアランスを最小化することができます。 これにより、ローターの接触が最小限に抑えられ、プロセスの連続稼働時間を向上します。
- プロセスの用途が変更された場合に、再加工や追加のフラッシュハウジングを必要とせずにシール変換を容易にするモジュラーシール設計を備えています。
- オプションのDuraCirc® Uni-Fit(ユニフィット)により、既存プロセスの配管を変更することなく、アルファ・ラバルの他のポンプや他社のポンプから用意に直接置き換えられます。
業界のサニタリー性の要求を安全に満たし、プロセスの統合と高い製品品質を実現
優れたサニタリー性
オールステンレスのDuraCirc®は、業界で求められるEHEDGや3-Aなどの認定を受けています。他の多くのロータリーピストンポンプとは異なり、DuraCirc®は、優れた洗浄性と高い容積効率の両方を兼ね備えています。
コンタミネーションのリスクを軽減する機能として、次のものがあります。
- FDAに準拠し、規定コンプレッションに圧縮されるようにデザインされた接液エラストマー。これにより、デッドゾーンが排除され洗浄性が向上します。
- 大口径シャフトを最適に配置された堅牢なベアリングがサポートする頑丈なギアケース。シャフトの動きを抑えることでローターとケースとの接触を最小限に抑えられ、異物混入のリスクが軽減されます。
- オールステンレス製の構造により、外面を洗い流すことができるので、よりクリーンな現場環境が確保されます。
- FDAに準拠した長寿命の純正ギアボックス潤滑剤
- 洗浄効率を高めるために、シール・フェースが流体の流れに直接さらされるように最適化された軸封設計
革新的な設計と機能により、メンテナンスがより迅速かつ簡単になり、ライン停止時間を最小化することでプロセスの稼働時間を最大化
よりシンプルなメンテナンス
DuraCirc®の革新的な設計と機能により、プロセスの稼働時間が増加し、メンテナンスがより迅速かつ簡単になります。 ギアボックスの分解、コンポーネントの再加工、または複雑なポンプの再構築手順が不要で、標準のメンテナンス手順を迅速かつ簡単に実行できます。 主な機能は次の通りです。
- プロセスラインからポンプを取り外すことなく、その場でシールを迅速に交換するための、フロントローディング式のセルフセッティング・シングルメカニカルシール
- 万が一交換が必要になった場合もローターまたはローターケースを容易に交換可能
- 外部シムがギアボックスの内側ではなく、ローターケースの外側にあるためアクセスが容易
- 完全に交換可能なスペアパーツ
- 数万時間の稼働が可能な長寿命ベアリング
- 交換間隔が3,000時間に延長された、FDA認定の長寿命純正ギアボックス潤滑剤
DuraCirc®製品カタログ
DuraCirc®がどのように最高のパフォーマンス、優れたサニタリー性、よりシンプルなメンテナンス性を実現するかをご覧ください。
サニタリーポンプの状態監視サービス
アルファ・ラバル コンディションモニタリング (CM) は、ポンプなどの回転機器の動作状態を監視し、トラブルの予兆を分析します。
動作原理
DuraCirc®は、ローターケースとも呼ばれるポンプヘッドに、2つのローターが収容された構造になっています。各ローターはギアケース内にしっかりと保持されたシャフト上に配置されています。 2つのローターは、ギアケース内のタイミングギアを介してタイミングが調整され、シムを用いてローターまたはローターケースが接触しないようになっています。 ローターとシャフトの駆動には、一般的にはギア付きの電気モーターを使用します。
ポンプヘッドの内部クリアランスが狭いため、ローターが回転すると、ローターの噛み合わせが外れてポンプの吸込口に部分的な真空が継続的に発生します。この結果、局所的な圧力損失が発生し、流体がポンプに入ります。その後、流体はローターウィングによって流路内を移送され、ローターウィングが再び噛み合う際に発生する圧力によって、ポンプの吐出口から流体が押し出されます。
360 ° サービスとメンテナンスに関するビデオ
ウェットエンドの分解と組み立て方法
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SRU
スムーズで低せん断のポンプ動作を備えたSRUは、乳製品、食品、乳業と飲料、バイオテクノロジー、製薬業界で繊細なプロセス流体を穏やかに処理することを目的としたロータリーローブポンプです。
OptiLobe
Alfa Laval OptiLobe rotary lobe pumps are cost-effective alternatives for general applications requiring gentle product treatment and easy serviceability.
TwinScrew
Designed for process flexibility, the Alfa Laval Twin Screw Pump is built on a robust, reliable platform that meets stringent hygienic standards. It is capable of handling both product transfer and Cleaning-in-Place (CIP).
サニタリー機器カタログ
アルファ・ラバルのサニタリー機器製品カタログ「Close at Hand」には、製品リーフレット、性能曲線、ビデオへのリンク、パンフレット、注文用の価格表が含まれています。
Food logic: 食品業界の未来
アルファ・ラバルのサニタリー対応機器は、高性能と優しい操作性を兼ね備え、繊細な食材を適切に扱うことで、原材料を責任ある方法で最大限活用することで廃棄物を削減し、消費者に安全で高品質な食品を競争力のある価格で食品を供給する、という食品業界で求められる4つのトレンドに対応することを支えています。