デカンター型遠心分離機 Protein
デカンター遠心分離機は、脂肪や油、タンパク質の回収産業においての重要度を増しています。アルファ・ラバルの肉・魚用デカンター遠心分離機は、長年の伝統と経験から得られたノウハウを活かして設計されています。弊社は、自社のディスク型遠心分離機やデカンターの品揃えを増やし、お客様が貴重なたんぱく質分や脂肪やオイルを最も効率的な方法で回収できるようにしてまいりました。
歩留り向上とエネルギーおよび運転コスト削減:
- Excellent clarification
- 高い固形分回収率
- 高いケーキ脱水性
- お客様の具体的な使用要件に適合して詳細にカスタマイズ可能
- 摩耗保護を施したコンパクトで丈夫な設計
高性能の肉・魚用デカンターにより、他のソリューションより低いエネルギー消費で高い回収率が得られます。運転は自動化が可能で、手動での労働投入量は最低限のものにすることが出来ます。
DRNXシリーズ
食品技術グレード製品の取り扱い向け
- 最大130°Cまでの製品を取り扱い可能
- タングステンカーバイド製ライニングが容易に交換できる摩耗保護部
- お客様の要求に応えることのできるフレキシブルな構成
- 製品と接触するシールとガスケットについては、Viton/FKMが標準仕様
- 乾燥化プロセス向けに設計を最適化
FDNXシリーズ
飼料グレード向け
- 最大100°Cまでの製品を取り扱い可能
- タングステンカーバイド製ライニングが容易に交換できる摩耗保護部
- お客様の要求に応えるフレキシブルな構成。CIPチューブも設置可能
- 製品と接触するシールとガスケットについては、FDA認証済みのViton/FKMが標準仕様
SANXシリーズ
食品グレード向け
- 食品グレード
- 75°C以上の殺菌済みフィード
- タングステンカーバイド製ライニングが容易に交換出来る摩耗保護部
- フレキシブルな構成
- ケーシングにCIP装備を設置可能
使用例として、湿式加工スタイルやたんぱく質分離/濃縮加工における食品グレードの脂肪溶解ラインが挙げられます。
MRNXシリーズ
食品グレード向け
- 食品グレード
- 最大100℃までの製品、特に、殺菌前の75℃未満の製品
- 衛生に最大限配慮した設計
- ケーシングにCIP装備設置可能
- 製品と接触するシールとガスケットについては、FDA認証済みのViton/FKMを標準仕様
温度により変質する食品タンパク質を扱うプロセスへの設置例は、機械的に脂肪を除去した肉の加工や、すり身加工が挙げられます。
弊社のタンパク質デカンター遠心分離機の使用例として以下のようなものが挙げられます:
- 従来の(乾式)加工処理(スクリュープレスの下流、またはそれに置換するもの)
- 海鮮食品プラント(魚プレス水、または魚体デカンター)
- 飼料または食品グレード向け湿式加工/脂肪溶解プラント
- DAFスキミングプロセス
- 脂肪削減加工肉製造
- 皮なめし加工
- ペットフード加工プラント
- 野菜タンパク質製造施設
- 血液処理施設
- すり身またはオキアミ処理ライン
- ゼラチン製造施設
弊社のタンパク質デカンター遠心分離機は、以下のものを回収/製造可能です:
- 脂肪/油およびタンパク質食品
- 加水分解済みタンパク質抽出物/濃縮物/消化物
- スープやブロス
- 血粉やプラズマ、ヘモグロビン
- ゲル状の骨や骨粉
- 未乾燥の脂肪残留物
- ヴァージンオイル