ALDEC G3
アルファ・ラバルのALDEC G3デカンター型遠心分離機は、地方政府や産業廃水処理プラント用汚泥脱水機の最新世代です。汚泥の濃縮と脱水におけるプロセス性能と環境への影響について非常に高い基準を設定して設計されています。
性能について新たな高みに達した画期的なデカンター:
- 電力消費削減(また、CO2排出を大幅に減少)
- 処理性能、つまりケーキの乾燥度を10%向上
- ライフサイクルコスト減少
- 生物処理汚泥のの分離効率化
- プロセスモニタリングと制御性の向上
一連の革新的なパラメータ
アルファ・ラバルの比類ないデカンター遠心分離技術は、それぞれ信頼性について一新された実績のある技術に基づいた一連の画期的な革新への道を開きました。また、これらは性能の向上とエネルギー消費の削減を両立させ、従来のデカンターと比べ運転コストを大幅に削減することに成功しました。
ALDEC G3デカンターは、スリムに設計されており、デカンター遠心分離の性能と処理量が画期的な次元で両立されています。コンベヤーの軸直径を小さくすることで、ボウルの液容積を増やし、ボウル壁圧を高めることが可能なため、ケーキの脱水性が向上、または凝集剤使用量を削減できます。
また、特許取得済みのアルファ・ラバルのパワープレートによりALDEC G3の電力消費を効率的に削減し、運転コスト削減に大きく貢献します。
ALDEC G3シリーズは、プレインストールされ、各ユニットとの協働についてテスト済みの「PLUS」コントロールパネルを標準装備することが出来ます。ALDEC G3とPLUS制御との組み合わせにより、性能を最大限引き出し、設置、試運転、運転、およびメンテナンスのコストを最小限に抑えます。
特長
- パワープレート/チューブおよびスリムなコンベヤーデザイン
- 耐摩耗性材料からなる重要部品
- 開口面積を最大化したフィードゾーンで分離性向上、360°固形物排出でブロッキング回避
- バッフルディスクで、処理量の向上およびケーキ固形物の脱水性向上
- 大きいビーチ角、または狭い円錐構造により、あらゆるタイプのスラリーの分離を効率化
-
異なるタイプのスラリーに対応するため多様なコンベヤーデザインが選択可能
-
コンベヤーフライト用に多様な形態の摩耗保護形式が選べ、どのような処理要件にも適合
-
完全かつフル封止の定置洗浄(CIP)
動作原理
分離はスクリューコンベヤーを備えた筒状の水平ボウルにて行われます。フィードは、固定されたフィードチューブを介してボウルに注入され、注入ディストリビュータで徐々に加速されます。回転により得られる遠心力により固形物をボウルの内壁上に堆積させます。
コンベヤーは、ボウルと同じ方向に、若干遅いスピードで回転し、ボウルの円錐の先端に向って固形物を移動させます。ケーキは、固形物排出開口部を介してボウルからケースに排出されます。分離は、ボウルの円錐形の全長に亘って起こり、清澄化された液体は、パワーチューブを介して、ボウルから排出されます。
詳細については、弊社製品パンフレットをご覧ください。
貴社のALDEC G3デカンターをレベルアップ
アルファ・ラバルの性能検査でデカンター遠心分離機の最適化とコスト削減をしてください。弊社のグローバルサービスとサポートエキスパートが貴社のデカンター設備を最大限活用することをお手伝い致します。
デカンター型遠心分離機の性能検査
アルファ・ラバルの性能検査でデカンター型遠心分離機の最適化とコスト削減をしてください。弊社のグローバルサービスとサポートエキスパートが御社の設備を最大限活用することをお手伝い致します。
アルファ・ラバル IoTサービスでデカンター運用コストを最小化
アルファ・ラバルのIoTサービスは、排水プラントの運転コストの削減と運転信頼性の最大化を目的とした多様なデジタルサービスです。
お問い合わせ内容の入力
業界をリードする廃水処理技術と、何千もの施設へ設備を供給した実績に基づいた専門知識により、弊社は貴社の状況・ご要望を分析し、貴社の要件と予算に最適な設備モデルや構成、サービスを選択するサポートを致します。
日本語のカタログをご希望の方は、下記フォームにてお問い合わせください。
Our customers:
サーキュラー・エコノミーへのソリューション
廃水処理への循環型の全体的なアプローチの利点に注目する廃水処理プラントは増加しています。しかし、コスト削減、環境への影響の低減、そしてリソースの回収からの新しい収入源などを得ているプラントは、数えるほどになります。廃水処理プラントはそれぞれ違っており、独自の問題点や可能性を持っています。弊社は、処理についての専門知識と多種多様な製品により、循環型リソースフローへ移行するお手伝いを致します。お客様が請負業者、設計者またはプラント操業者であるかに関わらず、弊社は、御社の具体的なプロジェクトへの最適なソリューションを御社が見つけるサポートを致します。