Concept Zero − The invisible revolution
これは、ただの熱交換器ではありません。
アルファ・ラバルには、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、自らが果たすべき役割があります。2030年までに、我々はカーボンニュートラルになることを約束し、原材料の調達から廃棄に至るまで、製品からのCO2排出をゼロにすることを目指しています。Concept Zeroは、この目標に向けた重要なステップです。誤魔化すことなく、真にカーボンニュートラルなプレート式熱交換器を開発するために、これまでの当たり前に挑戦しています。
SSAB社と共に、私たちはこの目標を達成しようとしています。今ある熱交換器と見た目は同じで、何ら違いは無いように見えるかもしれません。しかし、この Concept Zero カーボンニュートラル熱交換器が完成すれば、普段は目にすることはないかもしれませんが、様々な重要な産業のプロセスに設置されることになります。
これは、私たちが、これまでと異なる方法で社会に価値を提供することを意味します。私たち自身が使用する材料、製品、プロセスから排出される二酸化炭素を削減する。そして、熱交換器そのものをより持続可能なものにする。これこそが、より持続可能な社会への移行が進む中、アルファ・ラバルと業界にとって、重要な一歩となると信じています。
このカーボンニュートラル熱交換器が、世界中の様々な産業プロセスに導入されることの意義、そしてインパクトを想像してみてください。それが、私たちがこれを "The Invisible Revolution - 見えない革命 "と呼ぶ理由です。
This is Concept Zero
これが Concept Zero です
Concept Zero(コンセプト・ゼロ)は、2030年までに世界初のカーボンニュートラルな熱交換器を製造するという私たちのビジョンであり目標です。化石燃料を使わない鉄と、ガスケットにリサイクル材を使用した熱交換器になる予定です。さらに、熱交換器は簡単にリサイクルできるような仕組みを準備しています。カーボンニュートラルな熱交換器の実現に向け、今すでにアルファ・ラバルは大きな一歩を踏み出しました。
アルファ・ラバルとSSAB、化石燃料フリー鋼を使用した世界初の熱交換器の製造へ向けて提携
革新的で持続可能なソリューションを開発するために、さらなる一歩を踏み出すには、パートナーシップが不可欠なのです。アルファ・ラバルは、スウェーデンの世界的な鉄鋼会社であるSSABと、水素還元製鉄で作られた化石燃料フリー鋼を使用して製造される、世界初の熱交換器の開発と商業化を共同で行う契約を締結しました。2023年に最初のユニットを完成させることを目標にしています。
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アルファ・ラバルのカーボンニュートラル熱交換器に向けた取り組みについて、ご感想やご質問をお待ちしています。
加熱・冷却技術のお役立ち情報サイト
アルファ・ラバルは、長年にわたる熱交換の経験やノウハウをもとに、お客様の加熱・冷却に関する課題に対して役に立つ情報やツールを提供しています。 省エネ化の取り組みから自然冷媒の使用まで、難しい熱交換の質問にお答えします。さらに、用途に適した熱交換器の種類を簡単に検索できるツールも用意しています。
Re-Made to matter
アルファ・ラバルとステナ・リサイクリングは、スマート で持続可能、かつ利用しやすい「Re-Made to matter」交換プログラ ムを共同開発しました。このプログラムでは、老朽化した熱交換器に含まれる貴重な金属を100%回収することが可能になります。これを使って最新型の熱交換器に交換することで、省エネ化と二酸化炭素排出量削減のための効率改善も可能になります。