燃料油加熱の熱機器

重質燃料油で稼働するディーゼル発電プラントには、燃料をエンジンが使用できる状態に保つために、自身で消費するエネルギ―があります。これは、たとえ単一サイクルプラントであっても排気ガス廃熱回収を行う好機となり、プラント全体の効率を向上する方法が生まれます。燃料消費量が削減されることにより経済的節減となりますが、排気ガスが減少した結果として、環境へのプラスの寄与にもつながります。

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排熱を用いた燃料の加熱 

ディーゼルエンジンからの排熱回収用として設計されたアルファ・ラバルAalborg Hボイラーは、燃料油加熱などのディーゼルエンジン発電プラントの自己需要ニーズのための蒸気の生成に用いられます。Aalborg Hは垂直レイアウトと水平レイアウトで利用可能であり、一体型の蒸気スペースを備えたシンプルで信頼性の高い煙管式ボイラーです。  

アルファ・ラバルAalborg自己需要最適化ソリューションでは、バイパス制御に内蔵型排気バイパスシステムが採用されており、現場への設置も簡単で迅速に行えます。